
【種 類】アクション
【ハード】SG-1000
【発売元】セガ・エンタープライゼス
【発売日】1985年(明確な発売日は不明)

気分はインディー・ジョーンズ!
4つの秘宝を求めて、冒険家は地下迷宮に挑む。
セガのアーケード版『ピットフォールII』をSG-1000に移植したもので、
冒険家ハリーを操作して
4つの秘宝を探すというアクションゲーム。
ファミコンが爆発的なブームになっているこの時代、兄が何処から調達してきたのか、筆者の家にはなぜかセガ・マークIIIがあり、数本のSG-1000用ソフトも所有していた。
筆者はその中でも特にこのゲームを好んでプレイしていた記憶がある。

マップが結構広いのだが、そこは恐るべきお子様の集中力。
徹底的にやり込んでスタートからラストまでの動線を完璧にパターン化し、無駄なく全ての財宝を回収してのノーミスクリアという驚異的な攻略力を持っていた。当然いまはそんなこと無理です(笑)。
財力が乏しくソフトが買えないお子様にとっては遊べるゲームが限られるので、一つのゲームの攻略にかける時間と労力はハンパないものでした。
基本操作は、左右移動にハシゴの昇降、それにジャンプのみというシンプル設計。
地上からスタートして徐々に地下へと潜っていき、敵の攻撃をかわしながら落ちている財宝を拾い、探索を進めていく。
金貨袋と水晶柱はそれぞれ2000点で、10000点毎にエクステンド。

敵はコウモリ、カエル、ワニ、サソリ、カラス、ヘビ等。
冒険家は身体ひとつで勝負するので武器なんぞ持っていない。全ての敵は気合で回避!
コウモリ …… 上下に揺れながら飛んで来る。下を潜って避ける。
カエル …… ジャンプして行ったり来たりする。止まったところをジャンプで越えよう。
ワニ …… スタート地点から少し先の池にのみ出現。開いた口に触ると死ぬが頭の上なら安全。
サソリ …… 左右に移動するのみで追尾する奴とそうでない奴がいる。ジャンプで越えよう。
カラス …… コウモリより上下移動の間隔が広い。下を潜るか、タイミングよくジャンプで越える。
ヘビ …… 水中で出現。左右に移動するのみ。
ハリーはどんなに高い所から落ちても死なず、水中では窒息することも無く自由に移動出来る。
しかし攻撃手段を持たず、敵に少しでもかすっただけで死んでしまうという激弱っぷりが光る。
死んだ時のリアクションも昇天系なところがいかにもレトロチックで良い。
目的の秘宝は以下の4つである。
4000点 …… 王冠
4000点 …… ラージのダイヤモンド
8000点 …… 魔法の鍵
16000点 …… 水晶玉

水晶玉はスタート地点の地下に見えているのだが、当然ながらまだ取れない。
しかも
王冠・ラージのダイヤモンド・魔法の鍵の3つを取得した状態でないと水晶玉は取れない仕組みになっている。

スタート直後に見えているのが上手い(笑)
このゲームの敵キャラの出現タイミングやアルゴリズムは全て決まっており、攻略法はパターン化が可能。
方法さえ分かってしまえば、後は財宝の場所を覚えて淡々と回収していくだけで、特段難しいものではない。
グラフィックは単色のみで今見るとチープだが、揺れるロープや水面の表現は滑らかでグッドだ。
トロッコに乗るとBGMが変わり、高所から滑空する場面はアクション映画みたいで盛り上がるぞ。(笑)
そのまま終点のレールが切れている所まで乗っていると死ぬので注意。降りる時は吊り革に掴まること。
また、無人のトロッコに轢かれてもアウトなのでジャンプで跳び越えよう。

最後まで乗っていると死ぬよ
ハリーは高所から落下する時、通常は垂直に落ちるが、
レバーを横に入れっ放しにしておけば少しずつ移動出来るので覚えておこう。
そして、風船で上方に飛ぶ縦穴エリアでは、左端で風船を割って落下し、左の壁に向かって少しずつ移動していくと、壁をすり抜けて隣のエリアにワープ出来る。
攻略に役立つ訳ではないが、小技として頭の片隅に入れておいてもいいかもしれない。

反対側にワープしたところ
マップはそれほど複雑ではないにしても広さがそれなりにあるため、チラシか何かに大まかな地図を描くと攻略が楽になる。後は敵の回避がメインになるので、下を潜るのとジャンプで避けるタイミングを練習しよう。
財宝を取る時も吹き矢が飛んで来る場合があるので油断は禁物だ。
最後にオマケとして、カエルに向かって同時にジャンプするとすり抜ける裏技(?)で何回成功するかチャレンジしてみました。8回目で集中力が切れたようです。(;´∀`)
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ってタイトルででてませんでした?
2とは関係ないとおもいますけどシリーズですよね、このころはアトランチス
とどちらがいいか迷った気がしますけど結局どちらも買わなかったです(^^;
マークⅢは友達が持っていてよくファミコンと交換しながらお互いの機種を楽
しんでました。
【ウッディーポップ】だったかな?ポップなデザインとカラーで耳に残る
サウンドのブロック崩しゲームがお気に入りでした。